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仙台のイベントにむけて

仙台のイベントにむけて様々な準備をしてきているのですが、メンバーの中にこういった仕切りに特化した人は流石におらず、なかなか苦戦しています。 僕もこういうことは得意どころか不得手の方にはいりますし、お互い多忙な漫画家というのもネックになっているひとつです。 

最後の会場となる仙台空港は、津波被害の甚大だった場所。 嘘のような惨状にテレビからの映像を理解することができなかったあの名取川河口のすぐそばなので、帯同する幼年漫画家の先生方にはぜひとも子供たちを元気づけてあげていただきたいと思い、およばずながらもポスターを作ったり、地元のラジオ局に告知をおねがいしてみたり、自分もお手伝いを続けてきました。

いわゆるコロコロ・ボンボン系の作家さんが多いので、絵柄的な消去法なのか、今までのイベントで僕はちいさな女の子に結構人気がありました。 結果オーライで、そういった立場でも参加する意義があったかなあと思います。(ちいさな女の子にモテるなんてことはあまりないので緊張します)。 企画に賛同してくれた先生方の中には少女漫画家さんも数名いらっしゃいましたが、どうにも現地に来れるスケジュールがあわなかった様で残念です。

前回は直前に思いたち、サイン色紙を購入してから現地に向かいました。 予想通り、来ては見たけれどサイン色紙を持ってきていないから頼めないという人はちらほらいたので、あっと言う間に完売してしまいました。 40円もしない色紙を100円で売っていましたが、原価も含めて全額募金ににまわしていますのでご安心ください。 今回は、サイン色紙も少し多めに用意していくつもりですし、単行本はもちろんのこと、ノートでも手帳でもなんでもサインする予定ですので、お気軽に手ぶらで来ていただいても構いません。 

チャリティとして考えた時、今までのイベントではそれほど多くのお金を集めることはできませんでした。 漫画家同士が集まったはいいものの、チャリティとしてのお金を集める方法を上手にマネジメントすることは出来なかったのです。 しかし、この企画自体はお金を集めるチャリティではなく、東北の人たちを元気づけるためのものなので、お金のコトはきにしないことにしました。 もちろん、来ていただいているお客さんの半数ちかくは地元の人なので、被災地から募金を募るのもおかしな話です。 ささやかながら、物販コーナーのポストカードや無地のサイン色紙などの販売の収益を全額募金にまわしていましたが、今後は被災地の外でなんらかのチャリティを打ち出して募金もできればと考えています。 

サイン会では、お客さんの数や作家さんの都合などの状況によりけりのケースバイケースですが、似顔絵なども受け付けています。 僕も小さなお子さんからお父さんにいたるまで、何人かの方の似顔絵を描かせていただきました。 仙台にご親戚や知り合いの方がいらっしゃるようでしたら、そういったこともやっていますので、帯同する漫画家陣の名前を知らなくても、足を運んでいただけるようお薦めいただけたら幸いです。 また通常のサイン会と異なり、客足によっては時間が許す限り何周でもしていいという変わったサイン会です。 僕は知名度が低いので周回するチャンスは大きいかもしれません・・・・。 福島では3周してHRの3人分の色紙を集められた方もいらっしゃいました。

イベントまでの準備で、僕もふくめほとんどの作家さんが苦労しているのはスケジュール調整です。 参加を表明したはいいものの、原稿の進捗が悪く参加できなくなるケースも考えられます。 それがないよう、みなさん今すごく頑張ってらっしゃるようです。 僕もドタキャンなどないよう、当日来られる方々と元気な顔でお会い出来るのを楽しみに、頑張って仕事を進めています。 

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